リンカーズ特別セミナー

~高知大学登壇~ 産学連携で創出するイノベーション

※メール転送にて本案内を受け取った場合、申込フォームが正しく表示されないことがあります。
 10分後にフォームが表示されますので、恐れ入りますが、改めてお申込みいただければ幸いです。

開催概要

大学や研究機関における革新的な研究成果は、経済社会にイノベーションをもたらすものとして期待されています。

文部科学省の調査によると、2020年時点で、大学と民間企業との共同研究実施件数は約29,000件、大学の民間企業との共同研究による研究費受入額は約797億円であり、5年連続で増加しています(文部科学省『令和元年度 大学等における産学連携等実施状況について』)。

皆さまの中にも、「産学連携」をイノベーション創出の手段として、積極的に投資や共同研究を進めている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

この度リンカーズと産学連携学会は、大学の研究シーズに焦点を当てたWebセミナーを開催する運びとなりました。

今回は高知大学の優れた研究シーズをご紹介いたします。
本Webセミナーが、皆さまの産学連携推進のきっかけとなればと考えております。

ぜひご参加ください。

日時

2021 年 11 月 12 日(金) 13 時 00 分 ~ 14 時 30 分( 12 時 50 分 受付開始)

配信方法

Zoom(自席からご参加頂けます)

費用

無料(要事前登録)

主催

高知大学 次世代地域創造センター

共催

産学連携学会、リンカーズ株式会社
 

登壇

高知大学

農林海洋科学部 芦内 誠 教授

農林海洋科学部 市浦英明 准教授

理工学部 森勝伸 教授

理工学部 西岡孝 教授

産学連携学会

理事 吉用 武史 氏(高知大学次世代地域創造センター副センター長・准教授)

イベントプログラム

イントロダクション

産学連携学会理事、高知大学次世代地域創造センター副センター長・准教授 吉用 武史 氏による講演

講演『バイオプラスチック新素材』

高知大学 農林海洋科学部 芦内誠 教授 

微生物由来の環境配慮型高分子からウイルス不活化と海洋分解加速の特性をあわせ持つ新規格材料「PGAIC」を開発した。社会インフラやウェアラブル用品に積極的に投入する等、コロナ禍を生き抜くための”ゼロ次防疫システム「社会免疫」”の可能性についても触れる。

講演『紙への化学処理手法が導く新しい機能紙創製技術』

高知大学 農林海洋科学部 市浦英明 准教授 

本講演では、紙表面上で界面重合反応行い、紙表面上で高分子を合成する技術を活用した機能紙とその応用について説明する。また、イオン液体を活用して調製した水系で利用可能な機能紙とその応用例についても併せて紹介する。

講演『木質バイオマス・リグニンから有価材料(グラフェン)の生成』

高知大学 理工学部 森勝伸 教授 

当研究室では、地球上の天然化合物の中で最も豊富に芳香族を有するリグニンを「鉄イオン担持」と「熱処理」のみで有価な材料として注目されているグラフェンに変換できることを明らかにした。本講演では、その開発の経緯と今後の課題を概説する。

講演『極低温冷凍機の開発』

高知大学 理工学部 西岡孝 教授 

1K以下の極低温研究は、主に液体ヘリウムを用いて行われる。我々は、4K GM冷凍機を用いて、ヘリウムを浪費せずに、すべての物性測定を行うシステムの開発を 2004 年度から行い、最近ほぼ完成した。これにより、1000年後でも極低温研究が可能になる。

登壇者紹介

 

芦内 誠 教授

高知大学 農林海洋科学部

1994 年  9 月     京都大学大学院農学研究科(農芸化学専攻)博士後期課程中退。
1994 年 10 月     高知大学遺伝子実験施設助手。
1996 年 3 月     京都大学より博士(農学)授与。
1999 年 4 月     高知大学農学部講師、10 月より助教授。
2010 年 4 月より 現職【教育研究部総合科学系・生命環境医学部門・教授】

専門は、微生物工学・生物材料化学。バイオナイロンの量産化及び高機能化に関する研究に従事。 


メガネを掛けた男性自動的に生成された説明

市浦英明 准教授

高知大学 農林海洋科学部

1998 年 九州大学農学部林産学科 卒業 
2000 年 九州大学大学院 生物資源環境科学研究科 博士前期課程 林産学専攻 修了
2002 年 九州大学大学院 生物資源環境科学府 博士後期課程 
森林資源科学専攻 修了
2003 年 愛媛県紙産業研究センター 特別研究員
2006 年 高知大学農学部 助教授
2007 年 高知大学農学部 准教授 (改組)
2008 年 高知大学教育研究部自然科学系農学部門 准教授 (改組)

 


ベッドに横たわっている人低い精度で自動的に生成された説明

森勝伸 教授

高知大学 理工学部

1996 年 北海道大学理学部科学科卒業
1998 年 北海道大学大学院地球環境科学研究科博士前期課程修了
2001 年 北海道大学大学院地球環境科学研究科博士後期課程修了
2001 年 独立行政法人 産業技術総合研究所セラミックス部門・博士特別研究員
2005 年 群馬大学工学部応用化学・材料化学科・助教授
2007 年 群馬大学大学院工学研究科応用化学・生物化学専攻・准教授 (改組のため)
2013 年 群馬大学大学院理工学府環境創生部門・准教授(学科異動のため)
2017 年 高知大学教育研究部複合領域科学部門(理工学)・教授


メガネを掛けた男性自動的に生成された説明

西岡孝 教授

高知大学 理工学部

1984 年 北海道大学理学部物理学科卒業
1986 年 北海道大学大学院理学研究科博士前期課程修了
1989 年 北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了
1989 年 名古屋大学理学部物理学科助手
2004 年 高知大学理学部物質科学科教授
2012 年 高大学副学長(研究担当)2017 年まで
2017 年 高知大学理工学部教授

 

吉用 武史 准教授

産学連携学会理事、高知大学次世代地域創造センター副センター長