調査企画の背景
近年、新技術・新製品の研究開発の速度が速まる一方で、ユーザーもまた習得すべき技術が増え続けています。増えすぎたボタン、できることが多いゆえの混乱、感覚的にピンとこない操作体系など、性能としては優れた製品が「ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)」の差で評価されない、といったこともしばしば起きています。
また近年では製品を売る「モノ売り」から体験を売る「コト売り」へのシフトが加速しており、ユーザー体験の良し悪しを決める技術としてもHMIに注目が集まっています。
HMIには、タッチパッドやジェスチャー、声による操作など、機械を直感的に操作する技術に加え、ユーザーの状態や嗜好性を把握して、自動的に機能を調整したり、プロダクトに対して愛着や安心感をもつような設計など、ユーザーに焦点を当てた研究開発が求められています。
特に、ベンチャー企業においては、ユーザーを中心においた「デザイン・シンキング」にもとづくアジャイル開発により、様々な製品領域で新しいHMI技術が搭載された新製品が創出されています。
しかしながら、業界・製品領域を横断して、どのようなHMI技術が開発されているのかを体系的に整理することは、各分野の技術の知識も必要となり、実施された調査は少ないのが現状です。
そこで、本マルチクライアント調査では、幅広い製品領域のHMI技術に注目、かつ、新しい動きに注目するために、国内外の注目ベンチャー企業の動向に焦点をあてた調査となっております。
調査レポートは完成しておりますので、お申込み手続きの後、すぐに納品が可能でございます。
サンプルレポートもご用意しておりますので、下記資料請求よりお申込み願います。
ぜひ、この機会にご検討くださいませ。
※調査具体例として、以下のようなHMI技術を対象に含めております。
・あらゆる素材を感圧タッチパネルにするMEMSベースセンサー
・「筋肉」の機能を備えた電動義足
・イヤホン型脳情報取得デバイス
・自動車の走行状態に連動したVRコンテンツプラットフォーム
・皮膚の触感や指の力感フィードバックを搭載したグローブ
・ホログラフィック光学素子を用いたヘッドアップディスプレイ
本調査企画のポイント
■ 近年設立されたベンチャー企業はどのような注目すべきHMI技術を開発しているか?
どの体の部位をどのように使用しているか?
■ 開発されたHMI技術は何を目的として開発されているか?
高機能化や使いやすさ、フィーリングなど、何を重視しているのか?
■ どの業界・製品領域でHMI技術が活発に開発されているか?
既に実績を上げている、または大手企業と連携しているベンチャー企業はあるか?
※新規研究開発テーマ検討/連携先検討/新規事業検討/競合ベンチマーキング/ 顧客ベンチマーキング等の
利用シーンを想定しております。
※下記「資料請求・問合せ」より、サンプル資料、調査企画書資料のご請求/お申込み/お問合せいただけます
「HMI関連ベンチャー調査」調査対象ベンチャー企業
企業選定プロセス
■ 国内外HMI関連のベンチャー企業約800社を対象に、技術内容・調達金額・実績等からスクリーニングし、合計約200社のリスト化対象を決定
調査対象ベンチャー企業の業界/技術技術分布
■ 関連ベンチャー企業の業界/技術分布を考慮し、着目すべきHMI技術をリスト化
「HMI関連ベンチャー調査」レポート内容イメージ
ベンチャー企業リスト
■ 公式WEBサイトに掲載の基本的な企業情報だけではなく、投資金額情報、ターゲット市場、技術の特徴、技術分類情報、注目ポイント、技術開発の進展度、連携情報などをリサーチャーが記述した 保存版のベンチャーリスト
※ 画像はアウトプットイメージです
全体分析レポート
■ 全体分析レポートでは、ベンチャー企業リストをベースに投資トレンドや、技術開発トレンドを複数軸で分析し、独自の視点×参加企業のご要望を受けた視点から、注目技術領域のイノベーショントレンドを俯瞰できるように図解する
※ 画像はアウトプットイメージです
詳細レポート
■ 対象企業について、リストではカバーしていないキーマン情報、特許内容、論文内容まで踏み込んだ技術の優位性、ビジネスモデルや今後の展開予定など連携検討に必要な情報を網羅