このたびリンカーズは、11月5日(木)に、今年末に迫る英国のEU離脱移行後のロジスティクス戦略をテーマにWebセミナーを開催いたします。物流大国オランダでどのような影響が見込まれ、準備が進められているのかをご紹介いたしますので、下記プログラムをご参照の上、ぜひご参加をお願いいたします。
Webセミナー概要
【ご案内】
2020年1月末に正式決定した英国のEU離脱。2020年末には移行期間も終わり、今後は自由貿易協定(FTA)を含む英国とEU間の移行期間後の将来関係の交渉が焦点となります。
英国には、1,000社近い日系企業が欧州の統括拠点を含めて拠点を構えていることから、経営層や物流担当だけでなく、様々な部署の方がこの動向に注目しているのではないでしょうか。
一方で、ロジスティクスの観点から見たオランダは、欧州の中心かつ本土に位置する地理的な優位性だけでなく、充実した物流インフラ、周辺諸国と比べて低い法人税制、教育水準の高さもあり、何世紀にもわたって地域の物流拠点としての機能を果たし続けており、欧州の主要な経済圏の要といっても過言ではありません。日々、快適な企業活動を下支えする革新的な物流インフラ・サービスの向上が続いています。
今回のWebセミナーでは、今年末に迫る英国のEU離脱移行後、物流大国オランダでどのような影響が見込まれ、準備が進められているのか、現地での事業環境の最新情報を各専門家が日本企業の皆様に向けてお伝えします。
皆様にとって、現地での事業活動の指針の一つとして今回のWebセミナーをお役立て頂けますと幸いです。ぜひご参加ください。
【開催概要】
日 時 : 11月 5日(木曜日)16:00 ~ 17:30(受付開始 15:50)
配信方法: Zoom (https://zoom.us/)
費 用 : 無料 (要事前登録)
定 員 : 500名(先着順) ※定員に達し次第募集を終了しますので、お早めのお申込みをお勧めいたします
主 催 : オランダ経済・気候政策省 企業誘致局 (https://japan.investinholland.com/)
オランダ物流振興協会 (https://hollandinternationaldistributioncouncil.com/en/)
協 力 : リンカーズ株式会社 (https://www.linkers-net.co.jp/)
後 援 : 株式会社三井住友銀行 (https://www.smbc.co.jp/)
日本機械輸出組合 (https://www.jmcti.org/)
【同時通訳について】
本Webセミナーは日・英の2か国語講演となります。
Zoom通訳機能の説明は以下からダウンロードいただけます。
詳細資料 ⇒ https://go.linkers.net/webinar_manual
タイムテーブル
【ご挨拶】
駐日オランダ王国大使 ペーター・ファン・デル・フリート氏
【オープニング】
「オランダの投資環境の最新情報」
オランダ経済・気候政策省 企業誘致局 駐日代表 ヨルン・ボクホベン氏
【講演①】
「BrexitがもたらすEU・英国間のサプライチェーンにおける変動」
オランダ物流振興協会 シニアマネジャー ヤスパー・エッヘベーン氏
【講演②】
「Brexitにより見込まれるVAT(付加価値税)と税関への影響」
グラントソントン シニア・マネジャー ロバートヤン・ブレットハウワー氏
【講演③】
「Brexit後を見据えた戦略的視点」
ニコデム & カンパニー CEO レーモンド・ニコデム氏
【Q&A】
質疑応答
登壇者紹介
ヨルン・ボクホベン(Jeroen Bokhoven)氏
オランダ経済・気候政策省 企業誘致局(NFIA)
駐日代表
1970 年、オランダ・スヒーダム生まれ。ライデン大学卒。大阪大学(日本文学)博士号取得。10年間グローバル企業の日本支社でセールスサポート責任者を経て、2015年よりNFIA大阪で勤務。以来、西日本の日本企業のオランダ進出や事業展開をサポート。2018年9月より現職。
ヤスパー・エッヘベーン(Jasper Eggebeen)氏
オランダ物流振興協会(Holland International Distribution Council)
Senior Manager Supply Chain Solutions Asia
サプライチェーンの分野において10年間、オランダの物流企業で製品管理、マーケティングのマネジメント、販売、事業開発など様々な役割を果たす。2017年よりオランダ物流振興協会(HIDC)において外国企業の欧州サプライチェーンの構築、見直しに際してのアドバイス、支援、潜在的な物流事業パートナーの紹介を行っている。
オランダ物流振興協会 (HIDC: Holland International Distribution Council)は、欧州、その他の地域への参入を目指す企業に対し、事業戦略や顧客満足の実弁をサポートすることにより、効果的な市場開拓ルートの構築をお手伝いします。HIDCは欧州サプライチェーン上の課題に対する答えを提供します。各企業のビジネスを理解したうえで、物流・法務・金融についてのHIDCの経験・知識を生かし、物流業務に最適なパートナー探しに関しても、中立な立場からアドバイスを提供します。HIDCのサービスは無料、部外秘で提供されます。
ロバートヤン・ブレットハウワー(Robert-Jan Brethouwer)氏
グラントソントン(Grand Thornton)
Specialist Tax | Senior Manager VAT
2010年ティルブルフ大学修士卒。在学中の2007年よりKPMG、Ernst&Youngでの職務経験を経て、2010年よりオランダGrant Thorntonの欧州VAT/税関チームのメンバー。2018年、Indirect tax assuranceのポストマスター修了。2020年、ヤングエグゼクティブプログラム修了。オランダ税理士協会会員。国際間取引におけるVATの分野を中心に活躍、欧州全域のVATコンプライアンスおよびアドバイザリー・プロジェクトのリーダー。マルチレベルマーケティングから航空業界まで、幅広い業界に対応。Grand Thornton オランダのTax Automation Groupの主要メンバーであり、Avalara ReportingツールやGrant Thorntonオランダが開発したVATチェッカーなどのVAT関連の税の自動化ソリューションに注力。
レーモンド・ニコデム(Raimond Nicodem)氏
ニコデム & カンパニー(Nicodem & Company)
CEO, Post Brexit Specialist
Brexit に関する卓越した知識と解説で定評。米国企業において取締役として欧州事業の統括、KPMGのシニアパートナーとしても活躍。また独立したコンサルタントとしての活動は17年以上に渡る。ターンアラウンド戦略と複合的なオペレーションを専門とし、35年以上の国際的な経験を有す。この2年間はオランダの物流業界向けに様々なプレゼンを実施。戦略的な切り口での解説、Brexitに関する通説を解き明かし、Brexitによりもたらされる緩和や創出される新たな機会について、主に経営層に向け実践的な方向性を提示している。
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