このたびリンカーズは、10月29日(木)に持続可能な循環型社会を実現する化学セクター、イノベーションエコシステムをテーマにオランダの主要化学クラスターでの最先端事例をご紹介いたします。下記プログラムをご参照の上、ぜひご参加をお願いいたします。

 

こんな方におすすめのWebセミナーです

■組織的なイノベーション、デジタリゼーション、サステナビリティ推進に関心があり、以下に該当する皆様
 ・研究開発、生産技術など技術職に従事するリーダー、マネジメント層の方
 ・事業戦略・企画、研究企画、新規事業開発など企画職に従事するリーダー、マネジメント層の方
 ・欧州事業 ご担当者全般
 ・CVC、M&A JV 投資に従事する方
 ・オランダ・欧州 化学系イノベーションエコシステムズとの連携や得られる支援にご関心がある方

 

Webセミナー概要

~欧州最大の化学産業クラスター~
 オランダは、欧州第4位、世界第10位の化学産業産出量を誇り、国境を越えた欧州最大の強力な化学産業クラスターを擁しています。欧州最大のロッテルダム港や周辺国へのパイプラインなど優れたインフラ、世界規模の研究開発機関および質が高く豊富なネットワーク、地域ごとに活気あるイノベーション・エコシステムや政府主導の協業促進政策が潤滑油となり、現在世界から400社超の化学関連企業がオランダに拠点を構えビジネスを展開しています。
 オランダは化学企業にとって欧州市場へのゲートウェイであり、ハブとしても機能していますが、現在≪気候変動に伴う変革期≫を迎えています。

~気候変動対策と経済成長促進のカギを握る化学業界~
 化学産業はオランダ経済に大きく貢献する国家の主要セクターのひとつです。国土の1/3が海面下にあるオランダにとって、気候変動は国家産業を維持するための最優先課題であり、気候変動対策として多くの原料調達の元となっている化学業界の変革に期待が寄せられています。
 同時に、政府主導の産官学民連携を促進する「トップセクター政策」の推進により、化学産業界全体でビジョンが共有され、戦略から具体的なアクションプランまでが産業界の関係者へ浸透している点がオランダ化学産業の強みのひとつです。
 この状況下において、再生エネルギーコストを下げることがオランダの化学産業の課題のひとつであり、原材料のより効率的な活用法、化石投入バイオマス、バイオ廃棄物、その他の資源を活用した変革が期待されています。

 本Webセミナーでは、政策実現に向けた産官学民での取り組みや、主要イノベーション・エコシステムを中心とした各地域・企業の最新動向、先端事例のご紹介を通じて、オランダの欧州・グローバル研究開発拠点としての優位性をお伝えします。
 自由貿易の促進、エネルギー効率の改善、原材料生産チャネルの拡大、集中的な研究開発、持続可能なイノベーションが急務である現在、このWebセミナーが、課題解決に共に取り組むための一助になることを信じております。
 皆様のご参加を、お待ちしております。


【開催概要】
 日 時 : 10月 29日(木曜日)16:00 ~ 17:30(受付開始 15:50)
 配信方法: Zoom (https://zoom.us/
 費 用 : 無料 (要事前登録)
 定 員 : 500名(先着順) ※定員に達し次第募集を終了しますので、お早めのお申込みをお勧めいたします
 主 催 : オランダ経済・気候政策省 企業誘致局 (https://japan.investinholland.com/
 協 力 : リンカーズ株式会社 (https://www.linkers-net.co.jp/

【同時通訳について】
 本Webセミナーは日・英の2か国語講演となります。
 Zoom通訳機能の説明は以下からダウンロードいただけます。
  詳細資料 ⇒ https://go.linkers.net/webinar_manual

タイムテーブル

【ご挨拶】駐日オランダ王国大使 ペーター・ファン・デル・フリート氏

【イントロ】オランダ経済・気候政策省 企業誘致局 化学セクタースペシャリスト ヨルン・ボネット氏
      “化学反応”で持続可能な化学産業を活性化
        ~オランダ化学産業の概要、Co2削減に向けた政策の紹介(仮)

【講演①】フローニンゲン海港 化学事業部長 ヘンリー・カッツ氏
      ケムポートヨーロッパ:化学の性質を変える、欧州最大のグリーンケミストリーインキュベーター

【講演②】ロッテルダム港湾局 化学事業部長 ヨーリス・ウレンカンプ氏
      果てなき探求 〜ロッテルダム化学クラスターの紹介と持続可能な未来への道〜

【講演③】ブライトランズ・ケメロット 事業開発ディレクター エリック・アッパマン氏
      持続可能な化学プロセスと製品のスケールアップが実現するイノベーションコミュニティ

【Q&A】質疑応答

登壇者紹介

ファシリテーター
ヨルン・ボクホーベン(Jeroen Bokhoven)氏
オランダ経済・気候政策省 企業誘致局(NFIA)
駐日代表

1970 年、オランダ・スヒーダム生まれ。ライデン大学卒。大阪大学(日本文学)博士号取得。10年間グローバル企業の日本支社でセールスサポート責任者を経て、2015年よりNFIA大阪で勤務。以来、西日本の日本企業のオランダ進出や事業展開をサポート。2018年9月より現職。

ヨルン・ボネット(Jeroen Bonet)氏
オランダ経済・気候政策省 企業誘致局(NFIA)
化学セクタースペシャリスト

企業誘致局における、化学セクタースペシャリスト。12年間、農業、ヘルス、経済省内の様々な職務に従事。バイオテクノロジーのバックグラウンドを持つ。フローニンゲン大学 学位理学修士(MSc)分子生物学とバイオテクノロジー専攻。

ヘンリー・カッツ(Henri Kats)氏
フローニンゲン海港 化学事業部長
ケムポート・ヨーロッパ 事業開発部長

オーガニック化学を専門とし、長年、QHSE(品質、衛生、安全、環境)の分野に従事。AkzoNobel、DSM、KPNでの経験をもつ。これらの経験を活かし、現在は化学クラスターデルフセイル(エコシステム)の更なる開発と新規事業誘致に努めており、外国直接投資(NFIAおよびNOM)との協力関係を強化中。ニエンロードビジネス大学 MBA取得、フローニンゲン大学 有機化学・合成戦略 専攻。

ヨーリス・ウレンカンプ(Joris Hurenkamp)氏
ロッテルダム港
化学事業部長

現在、ロッテルダム港地域の化学およびバイオベースの産業クラスターの開発を担当する事業部長。ロッテルダム港湾局で20年以上従事し、更なる化学業界からの直接投資を呼び込むにあたり、マーケティング・セールス、アカウント管理を担当。初期の計画から化学投資の実現に至るまでのプロセス、プラントの場所決定プロセスにおいて、経験が豊富。

エリック・アッパマン(Eric Appelman)氏
ブライトランズ・ケメロット・キャンパス
事業開発ディレクター

化学エンジニアとしての教養があり、ユニリーバ、シェル、エクソンモービルでの経験を経て同業界で計30年間、技術、商用、幹部職の経験をつむ。現在、急成長中の化学産業向けのイノベーションエコシステムであるブライトランズケメロットのCTO兼事業開発ディレクターとして活躍中。同組織では、100社約3000人の専門家が協業し、特にエネルギー転換と炭素循環性の未来に大きく着目し、未来の化学プロセスと製品開発に取り組んでいる。

 

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